春は気温や湿度の変化が激しく、花粉や黄砂などの外的要因も加わることで、肌が敏感になりがちです。この時期に多い「ゆらぎ肌」の症状として、乾燥、かゆみ、赤み、肌荒れなどが挙げられます。そこで今回は、入浴を活用した簡単なスキンケア習慣をご紹介します。
ゆらぎ肌の原因
- 気温・湿度の変化:冬の乾燥から春の湿気へ移行することで、肌のバリア機能が乱れやすくなります。
- 花粉・黄砂・PM2.5:春特有の外的刺激が肌の炎症を引き起こすことがあります。
- 自律神経の乱れ:寒暖差によるストレスや生活の変化で、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。
- 紫外線の影響:春から急激に紫外線量が増え、肌に負担がかかります。
入浴がゆらぎ肌対策に効果的な理由
入浴は単なるリラックス効果だけでなく、肌の健康を整えるためにも重要です。
- 血行促進:肌の新陳代謝が活性化し、ターンオーバーをサポート。
- 毛穴の汚れをやさしく落とす:花粉や大気汚染物質をしっかり洗い流す。
- リラックス効果:自律神経が整い、肌のバリア機能が向上。
- 保湿効果を高める:適切な入浴剤を使うことで、肌の水分保持力がアップ。
ゆらぎ肌におすすめの入浴習慣
- 38〜40℃のぬるめのお湯に浸かる
- 熱すぎるお湯は肌のバリア機能を壊しやすいため、ぬるめのお湯で10〜15分程度の入浴が理想。
- 低刺激の入浴剤を選ぶ
- おすすめの成分:
- セラミド:肌のバリア機能をサポート。
- オートミール:保湿&鎮静作用。
- ラベンダーやカモミールの精油:リラックス&抗炎症作用。
- エプソムソルト(硫酸マグネシウム):肌をやわらかくし、バリア機能を高める。
- 入浴後すぐに保湿する
- 湯上がり後の5分以内に保湿ケアを行うと、肌の水分蒸発を防げます。
- おすすめのスキンケアアイテム:
- セラミド・ヒアルロン酸配合の化粧水や乳液。
- シアバターやホホバオイルなどの天然オイル。
- 週に1〜2回のアロマバスでリラックス
- 精油の選び方
- ストレス緩和:ラベンダー、ゼラニウム、オレンジスイート
- 肌の鎮静:カモミール、ティーツリー、フランキンセンス
- 血行促進:ローズマリー、ジンジャー
- 使い方
- 精油をそのままお湯に入れるのではなく、キャリアオイルやバスソルトと混ぜて使用するのが◎
- タオルでゴシゴシこすらない
- ゆらぎ肌の時期は摩擦を避け、優しく洗うことが大切。
- 石鹸やボディソープは低刺激・保湿成分配合のものを選ぶ。
まとめ
春のゆらぎ肌は、日々のスキンケアだけでなく、入浴習慣を見直すことで大きく改善できます。38〜40℃のぬるめのお湯に浸かり、低刺激の入浴剤やアロマを取り入れることで、肌をやさしくいたわりながら健やかな状態をキープしましょう。
春のスキンケアをもっと快適にするために、ぜひ試してみてください!
「bonbon by powder」オーナー。46歳、Saitama在住。
AEAJ認定アロマインストラクター・セラピスト、タロットカウンセラー、バスボム&バスソルトセラピストとして、女性の心と体を癒すアイテム作りを行っています。
自然素材を使ったバスボムやバスソルトは、香りの驚きと癒しを兼ね備えたものばかり。オンライン販売だけでなく、ワークショップやフリーマーケットでの出会いを通じて、癒しのひとときをお届けしています。忙しい日々に、ちょっとした贅沢を。ぜひお気軽にお声がけください。